Tonakaiのmemo memo

日々の備忘録です・・・。

米子滞在日記1 (青空バイキング 伯耆の国)

 昨夜は宿が取れたが、今夜は満室だそうで寝場所を探さねばならない。米子から最寄りの道の駅と言えば、安来のあらエッサがあるが、何となく気乗りがしないので江島大橋を渡った先の道の駅本庄を本日の目的地とする。
 朝は四時頃には目覚めたが、朝風呂に入ったり、重石になっていた梨を食べたり、自転車に荷物を積み直したりしていたら、出発は七時過ぎになっていた。
 
 荷物を満載した状態で大山に登ってみたかったので、宿を出て米子駅隣の踏切を渡る。昨日は不要な荷物をコインロッカーに預けての登坂であったし、明日以降は宿が取れたので荷物は置きっぱなしにするつもりだ。今回の旅行のフル装備で走るのは今日が最後になる。
 大山ビューラインと名の付いた岸本駅近くからの道を登った。昨日とは違うコースかと勘違いしていたが、大山ゴルフクラブの前後が一番キツい毎度のコースだった。岸本駅の踏切を渡ってすぐ急な登りになるが、カーブを抜けると緩やかになる。もう少し登ったところで昨日目を付けておいたポプラに入り、朝食を摂った。
 昨日はゴルフ場付近もインナーローは一枚残しで上がれたが、今日は全部使い切ってヒーヒー言いながら登るのがやっとであった。
 
 桝水原のゴンドラリフトは恋人の聖地なので乗ってみようかと思ったが、上の方がガスってる気がしたので止めておいた。
 出発が遅かったこともあり、正午も近くなっている。モンベルストアを覗いた後、昼食をどこで摂ろうか検討する。自然歴史館隣のそば屋で大山そばも食べたかったのだが、昨日今日と岸本駅近くで見かけたバイキングの店も気になったのでスマホで調べてみる。食べログによると「クレープはオネーさん(美人!)が一生懸命制作中」とのこと。昼食の店は決まった。
 
 大山寺の山門まで行き、モンベルストアに再度行き、ツェルトや登山靴について質問した挙げ句、ポシェットとペットボトルホルダーを購入していたら良い時間になってしまったので、急いで店へ向かう。
 バイキングは1100円前払いで90分食べ放題であった。子供連れが多いようで賑やかであったが、私はカウンター席に一人だったので落ち着いて食べることができた。世の中には子供の声が不快だという人間もいるようだが、地方の町中で子供の声がすると、まだ活気が残されているような感じがして安心する。
 料理の方はまぁ普通といった評価が適当である。揚げ物などが普通に並べられていて、保温機に入っていないので冷めていた。出来立てが食べられる時間に来ていれば評価が違うのかもしれない。なんだかんだと茶碗蒸しやら普段不足気味の野菜やらたくさん食べて店を出た。
 
 その後はプラント5で蟹を見たかったので、日野川沿いに皆生まで行き、海沿いに行けるところまで走ってみた。海沿いの末はサイクリングコースの造成工事で行き止まりであった。来年の二月末くらいに完成するそうだ。
 プラント5近くに着く頃には、西の空が雨雲で暗くなっていたので、蟹を見ないで先に進むことにした。幸いにして東風が吹いていたので、それほど苦労することなく走ることが出来た。道の駅まで1キロの看板の辺りから雨足が少し出てきて濡れてしまったが、雨雲に向かって走ったにしては上出来であろう。
 
 道の駅への途上、思い返してみたのだが、あの店には店員が十人程居て、男性店員は数人であった。結局どの人が件の美人のオネーさんなのかは分からず終いだった。

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